令和8年度診療報酬改定におけるベースアップ評価料の行く末が気になるところですが、令和7年4月23日の中央社会保険医療協議会において、医療機関の賃上げ動向とベースアップ評価料の届出状況が発表されましたので、ご紹介します。
医療機関の賃上げ動向とベースアップ評価料の届出状況
1 医療機関の賃上げ動向
2018年以降の春闘における賃上げ情勢を見ると、 2022年以降は賃上げ率の水準が高まっています。日本労働組合総連合会「春季生活闘争回答集計結果」によれば、2024年の賃上げ率(平均賃金方式による定期昇給相当込みの率)は、5.10%でしたが、2025年の第4回集計時点では、5.37%に達しています。
賃金引上げ等の実態に関する調査でも、産業全体の 1人平均賃金の改定率が 2022年以降高まっていますが、医療・福祉においてはそれに届いていません。
また、医療関係職種の平均を見ると給与額は上昇していますが、産業全体の平均には届いていない状況にあります。
このように、医療・福祉においては、まだまだ他産業に比べ、十分な賃上げ状況には至っていないことが確認できます。
2 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)の届出状況
ベースアップ評価料は、徐々に届出件数が増加しており、直近では病院が86.0%届出していますが、診療所はまだ27.8%にとどまっています。
3 ベースアップ評価料届出医療機関の賃金増率(計画値)
ベースアップ評価料届出医療機関の賃金増率(計画値)の職員数の加重平均値は、病院が
2.79%、医科診療所(無床)が2.41%などとなっています。
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