医師の勤務環境改善

働き方改革法案における時間外労働の上限規制

現在国会に提出されている働き方改革法案では、時間外労働の上限規制について、次のように改正されることになっています。

▶ 週40時間を超える労働時間 

  原則として、月45時間、年360時間

▶ 特別条項 臨時特別な場合、

  労使が合意しても年720時間を限度

▶ かつ、年720時間以内であっても、時間外労働について

 ① 2か月~6か月の平均で、休日労働を含み、80時間以内

 ② 単月では、休日労働を含み、100時間未満

 ③ 原則を上回る特例の適用は、年6回まで(現行法規と同じ)

 ※ 以上に違反すると、罰則が適用

▶ 医師は、2014年4月1日まで上記の適用猶予コメディカルは、2019年4月1日

  から適用

▶ 時間外労働規制の対象とするが、医師法に基づく応召義務等の特殊性を踏まえた対応が必

  要

▶ 具体的には、医療界の参加の下で検討の場(「医師の働き方改革に関する検討会」)を

  設け、質の高い新たな医療と医療現場の新たな働き方の実現を目指し、2年後(2019年)  を目途に規制の具体的な在り方、労働時間の短縮策等について検討し、結論を得る。

「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組」
(平成30年2月27日医師の働き方改革に関する検討会)

1 医師の労働時間管理の適正化に向けた取組

   医師の在院時間について、客観的な把握を行う。

  (ICカード、タイムカード等)

2 36協定等の自己点検

   36協定の定めなく、また、36協定に定める時

  間数を超えて時間外労働をさせていないか確認

  する。診療科ごとの実態の違いを考慮した複数の定

  めとすることも検討する。

3 既存の産業保健の仕組みの活用

   衛生委員会や産業医等を活用し、長時間勤務となっている医師、診療科等ごとに対応策

  について個別に議論する。

4 タスク・シフティング(業務の移管)

 ・次の業務については、原則医師以外の職種により分担して実施する。

 〇 初療時の予診  〇 検査手順の説明や入院の説明  〇薬の説明や服薬の指導

 〇 静脈採血  〇 静脈注射  〇 静脈ラインの確保  

 〇 尿道カテーテルの留置(患者の性別を問わない)  〇 診断書等の代行入力

 〇 患者の移動

 ・労働時間が長い医師について、その業務の内容を再検討し、衛生委員会等も活用しつつ、

  関係職種で可能な限り業務分担が図られるよう検討を行う。

 ・特定行為研修を修了した看護師が適切に役割を発揮できるよう業務分担等を具体的に検討

  する。

5 女性医師等に対する支援

6 医療機関の状況に応じた医師の労働時間短縮に向けた取組  

短期的な医師の時間外労働への取組

これから5年以内を目途に

▶ 平均、単月ともに、時間外労働は、休日を含め、

 80時間を超えない。

 ☞ 1週間の勤務時間を60時間に留める。

▶ 時間外労働は、休日労働を含め、年720時間を

 限度とする。

▶ 週45時間を超える時間外労働は、年6回を上限。 (現行法規と同じ。)

 

▶ 年俸制の場合の適用除外業務を明確化 → ●●委員会などの時間は別途支給

▶ 労働時間管理をITの活用により結果型から予測型へ → 限度を上回る予測

 

時間管理の必要性の周知

 ① 睡眠不足などが医療過誤要因となるため、安全衛生上、管理がひつようであること

 ② 自らが過重労働による健康被害者となることを防止するため

 ③ 医師は給与が高いから何をしても追加支給なしでは、モチベーションが低下するため、

  必要な支給を行い、その管理のために時間管理が欠かせないこと

当面着手すべき措置

▶ 他の勤務先での労働時間の通算管理 

▶ 当直明けの徹底 → 外来交替、休診

▶ 有給休暇の取得率向上

  年3日 → 年6日 → 年12日

▶ 勤務間インターバル制度の導入

  → 入院施設があるばあいあ、個室を就寝室化

▶ この施設で継続勤務したいというモチベーションの

  維持 → 労働条件の改善

 

▶ 勤務環境改善策について ~(独法)労働政策研究・研修機構「勤務医の就労実態と意識

  に関する調査」調査結果~

  勤務医の勤務環境を改善するための方策を尋ねたところ。

  「医師数の増加」55.4% → 直ちには困難

  「当直明けの休み・休憩時間の確保」53.4% → 1日、1時間からでも実践

  「他職種(看護師、薬剤師等)との役割分担の促進」50.8% → 連携※

  「診療以外の業務の負担軽減」45.9% → 不要なものの排除、追加支給

 ※ 業務の棚卸を行い、業務の分散を行う。医療クラークの活用。

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